アセンブリ内とは
アセンブリ内というのは、.NETの用語で、基本的には一つのプログラムやアプリケーション、ライブラリのことを指します。アセンブリは、コンパイルされたコードの単位であり、.NETフレームワークが利用する実行可能ファイル(.exe)やライブラリ(.dll)の形式を取ります。
もう少し具体的に説明すると、あなたがVisual Studioなどの開発環境でC#やVB.NETなどを使ってプログラムを書き、ビルドを行うと、ソースコードはコンパイルされてアセンブリ(実行可能ファイルやDLLファイル)という形に変換されます。このアセンブリが、プログラムの実体となります。
アセンブリ内の意味
- アセンブリ内という言葉は、特定のアセンブリ(例:ある特定のDLLファイルや実行可能ファイル)の中でのみアクセス可能、または操作可能を意味します。
- 例えば、あるメソッドが
internal
アクセス修飾子で宣言されている場合、そのメソッドは、同じアセンブリ内の他のコードからは自由に呼び出すことができますが、そのアセンブリを参照している他のプログラムやライブラリからはアクセスできないということを意味します。
アセンブリの例
- ライブラリプロジェクト(DLL): 共通の機能を提供するためのコードが含まれており、他のプログラムから参照され再利用されます。このDLLファイル自体が一つのアセンブリです。
- アプリケーションプロジェクト(EXE): 実行可能なプログラムを作成します。このEXEファイルも一つのアセンブリとみなされます。
まとめ
つまり、アセンブリ内とは、特定の実行可能ファイルやDLLファイルの内部、つまりそのプログラムやライブラリの中で定義されたコードの範囲を指し、その範囲内でのみアクセスや操作が許可されているという意味になります。